パネルヒーター
パネルヒーターとは
セラミック繊維成形体の中にヒーター線が組み込まれた形のヒーターです。ヒーターの背面が断熱材で覆われ、被加熱面にはヒーター線が露出した構造で、断熱効果が高く、加熱特性に優れたヒーターです。特長は、炉内温度コントロールの迅速化と安定化に優れている点にあります。蓄熱量が低いため、温度追随性が良好で施工性に優れ、昇温および降温時間が少ないタイプのヒーターです。
仕様及び形状
パネルヒーターは軽量で耐熱性・断熱性に優れたセラミックファイバーの成形品にコイルヒーターを埋め込み、一体化したもので、断熱材としての機能と発熱体としての機能を兼ね備えた製品です。 使用目的に合わせて板状、円筒状など様々な形状に加工できます。 |
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1.各種金属熱処理炉
2.半導体用拡散炉 3.CVD炉 4.各種実験炉 |
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パネルヒーター |
最高使用温度(℃) |
使用条件による(1200℃)。
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絶縁抵抗値(Ω)(常温、測定電圧500V) | 5MΩ以上 | |
発熱体容量 標準 10~20KW/m2
パネルの厚さ
板状の場合 | 標準 30~100mm |
その他の形状 | 標準 25~50mm |